「2人目の壁」75%実感           2022年 7月22日


(山陽新聞 2022年7月21日の記事より引用)

●財団調査 子育て環境不安

出産や子育てを支援する公益財団法人「1more Baby応援団」(東京)が既婚者約3千人に実施した調査で、約75%が経済的事情などで第2子以降の出産をためらう「2人目の壁」を実感していることが分かった。
結婚や出産を機に「理想の子どもの人数が減少した」との声が目立ち、同法人は「子育て環境に不安を抱く人が依然として多い」としている。

調査は4月、インターネットを通じて実施。
既婚の男性(20~49歳)785人と女性(20~39歳)2170人の計2955人が回答した。

「2人目の壁は存在すると思う」「どちらかといえば存在すると思う」とした人は計75.8%。
男女別に見ると女性は78.6%、男性は68.0%で、女性の方が切実に捉えていることがうかがえた。

「何人の子どもを持ちたいと考えていますか」との問いに対する回答は平均1.91人。
以前に比べて理想の子どもの数が減ったという人は28.9%に上り、「体力的に厳しいから」「収入が低いから」「将来の収入が上がる見込みがないから」などが理由に挙がった。

意識が変化したのは、「子どもができた時」が11.9%、「結婚した時」が7.3%だった。

同法人の秋山専務理事は「女性は非正規雇用が多く賃金が低いほか、育休制度が改善しても男性は利用しがたい風土が残っていることが背景にある」と指摘している。




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