妊活中の花粉症対策・№1           2020年 2月17日



●新型コロナウイルス拡大で店頭から消えたマスク

世界的な規模で拡散している新型コロナウイルス。

中国以外では爆発的に感染が広がるパンデミックにまでは至っていないようですが、日本国内でも感染者が次第に増え、予断を許さない状況になっています。

感染症の予防手段として励行されているのが、手洗い・うがい、外出時のマスク着用などです。
あとは十分な栄養と睡眠をとって、免疫力を高めておくこと。
風邪やインフルエンザ対策と基本的には変わりありません。

ところが、ここにきて予防策の一つであるマスクの売り切れが続出しています。どこのドラッグストアに行っても品切れ状態が続いていて、入荷されてもタイミングが合わないとすぐに完売です。


思いもしなかったこの時期のマスク不足。
花粉症患者にとってこれからの季節、マスクは必需品です。

不幸中の幸いといえるのが、今年は例年に比べて花粉の飛散量は少ないと予測されていることです。
しかし、スギ花粉は2月から始まり3月にかけて、ヒノキ花粉は4月頃からピーク時期に入ります。
いくら飛散量が少ないとはいえ、花粉症に悩まされることには変わりありません。

当分続きそうなマスク不足。どうにかならないものかと、藁をもすがりたくなる思いの人も多いのではないでしょうか。


●絶え間のない不快症状が妊活を妨げる

花粉症は目のかゆみ、鼻水やくしゃみ、のどのイガイガ感などその症状は様々です。
新型コロナウイルスによる肺炎のように重篤な病気とはいえませんが、絶え間のない不快症状は、なった人でなければわからないつらさかもしれません。

また、意外と思われるかもしれませんが、花粉症は妊活や不妊治療にも悪影響をおよぼすと指摘する医師もいるほどです。

その理由は、不快症状が続くことにより情緒不安定や不眠などを招くからです。

心身のバランスが崩れることにより、自律神経が乱れたり、ストレスが大きくなったりします。

すると、脳下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSH)や排卵黄体ホルモン(LH)、卵巣から分泌される黄体ホルモン(P4)などに悪影響をおよぼすというのです。

さらに排卵障害や黄体機能不全の原因になったり、子宮内膜が薄くなったりして受精卵が着床しにくくなるともいわれています。


№2では「ステロイドを含む花粉症の治療薬には要注意」をご紹介します。




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